葛飾区総合防災訓練
広報通信担当員 津久井 佑隆
平成30年10月14日(日)葛飾区立柴原小学校において開催された、葛飾区総合防災訓練に医療救護班の一員として参加してきました。
今回葛飾支部からは、魚地支部長、有馬副支部長、萩原秀夫会員、小林勇太会員、津久井の5名が参加することとなりました。
午前8時30分、あいにくの雨の天気の中、持ち場につき、要救護者の受け入れを行えるように準備を進めました。
午前9時00分、いっせい防災行動訓練(シェイクアウト)が開始され、それまでの雨が徐々にやんできました。
葛飾区医師会を中心に、歯科医師会、薬剤師会、日本赤十字等の先生方も参加され、連携を深めていくには絶好の機会でした。
トリアージ会場では、続々と模擬被災者が搬入され、医師によりカテゴリー分けが行われ、症状により各ブースへと搬出されていきました。
その中で柔道整復師ブースへと促されるケースも多数あり、骨折、脱臼、捻挫、打撲等の応急救護を迅速かつ的確に行うことができました。
診療エリアには看護師、薬剤師も配属されていて、熱傷や裂傷時に傷の手当と同時に点滴などが必要な状況であった場合、看護師の判断で点滴して薬剤師の薬の処方で痛みのコントロールをするなど、チームで動かないと何も出来ないと、改めて訓練に参加する意義を感じました。
防災訓練も回を重ねるごとに新しいことや様々な状況が増え、今回も薬剤師会の薬の処方があると傷病者にとってより良いことが解りました。
災害時は各自の判断と能力が大事なのが参加を重ねるごとに痛感します。
訓練は毎年最低1回は開催されますので、なるべく多くの会員が参加していくことが望まれます。
災害が来ないことを切に願いますが、柔道整復師として災害時何が出来るのか、訓練に参加すればするほどあらゆるケースがあるなと感じ、何度参加しても毎回毎回勉強になり、継続して参加し、あらゆる場面になったとしても的確に行動する為に訓練に参加することの重要性を感じました。