2014年度活動報告

2014年12月10日

平成26年11月9日総合防災訓練参加のご報告。

葛飾区総合防災訓練
広報通信担当員 津久井 佑隆

平成26年11月9日(日)東京慈恵会医科大学葛飾医療センター、青戸小学校において開催された、葛飾区総合防災訓練に医療救護班の一員として参加してきました。
今回、葛飾支部からは魚地支部長、吉原副支部長、岩田大右会員、田中俊和会員、津久井の5名で参加いたしました。
あいにくの大雨の天気の中、中止になる可能性もありましたが、持ち場につき、要救護者の受け入れを行えるように準備を進めました。
午前9時00分、いっせい防災行動訓練(シェイクアウト)が開始され、それまで大粒の雨が徐々にやんできました。
葛飾区医師会を中心に、歯科医師会、薬剤師会、日本赤十字等の先生方とも連携を深めながら、トリアージ訓練が実施され、続々と模擬被災者が搬入され、医師によりカテゴリー分けが行われ、症状により各ブースへと搬出されていきました。
柔道整復師ブースへと促されるケースも多数あり、骨折、脱臼、捻挫、打撲等の応急救護を行い、中には実際の訓練中に転倒し足首を強く捻った自治会の方もおり、的確に処置を行いました。
これにより、行政だけでなく、参加されたすべての方々に柔道整復師の重要性をアピールすることができました。
小さなお子様からご高齢者まで、多数の参加者が集まり、医療救護訓練だけでなく、自衛隊による災害救助現場の実演、消火訓練など、普段では経験のできない訓練を真剣なまなざしで取り組んでいる姿がとても印象的でした。
総括では「雨の中行えたというのは、災害はどんな状況でもやってくる、その状況を経験できたのは大きい次につながる訓練ができた。」というお話もありました。
目に見えない危機に立ち向かうために、日ごろからの備えはもちろんのこと、柔道整復師としての災害現場における役割と必要性について改めて考えていかなくてはいけないと思う一日となりました。

2014年12月10日

26年度支部保険講習会

支部保険講習会
                                    広報通信担当員  津久井 佑隆

平成26年9月20日(土)葛飾シンフォニーヒルズにおいて支部保険講習会が行われました。
今回は都柔整より、日整保険部長にも就任されました三橋裕之理事をお招きし「柔道整復師業界の現況」について講習を行っていただきました柔整療養費改定にあたっての経緯、適正化の為の運用見直し、養成校の乱立の弊害、日整の政治的取り組み、保険者からの返戻の現状、レセプト記載の注意点、交通事故による自賠責保険での施術、地域包括ケアシステムについてなど多項目にわたる内容を一つ一つ丁寧にご説明していただきました。我々の生活に直結する保険分野の最新の情報について支部会員は熱心に聞いておりました。
引き続き適正な保険診療を行うとともに、業界全体が一致団結して努力しなければならないと考えさせられる、大変有意義な講習会となりました。
三橋理事に於かれましては、ご多忙の中、また夜遅くまでご講演賜り、心より感謝申し上げます。